リュックの素晴らしさ
私がリュックLOVEになった経緯
中学生の時から、通学はリュック。
スクールバッグもあったけど、教科書数冊入れるだけで肩がもげそうになるので、そんなに使わずに部屋の隅に追いやられた。
中高ともに運動部だったため、運動着もすっぽり収まり、サブバックを持たなくてもいいのは割と楽だった。
ただ大学生になるとさすがに悩んだ。
私服になると、リュックとハイヒールという組み合わせはかなりちぐはぐで、一旦トートバッグに乗り換えた。
が、リュックのときと同じ量の荷物を持ち歩いていたため、肩が凝ってしょうがなかった。
さらに数か月すると取っ手の部分がちぎれた。
まあ合皮の安いやつを選んだのも要因だと思うけど。
そしてもとさやに。
このときは駅ビルやショッピングセンターを探し回って、ちょっときれい目な服でヒールを履いていても馴染んでくれるものを探した。
この頃は下手すると通勤でもいけちゃうような素材・デザインのものが割とあって、「あの頃の苦労は何だったんだろう」ってたまに思う。
まあそれだけリュックのタウン使いが市民権を得たということだね。
素晴らしい。
リュックの長所
後ろに背負えば痴漢防止
満員電車の話。
だいたいリュックって背負うとおしり辺りまで来るので、偶然を装ってとかほぼ不可能になる。
これはかなりのストレス軽減。
後ろにいるのが女性だろうとわかっている場合でも、ちょっと手が当たるだけで不快に思うこともある。
痴漢ってその電車に慣れていない人を狙う傾向にあるので(自分調べ)、新生活が始まる時期は電車でも後ろに背負うことをおすすめする。
マナー的には微妙だけど、自己防衛だから致し方ない。
悲しいけれど、弱いものは狙われる。
大人数が密着する場では、用心するに越したことはないと思う。
前に背負えばパーソナルスペース確保
これも満員電車の話。
前に背負うと、ぎゅうぎゅう詰めでもスマホを操作できるだけのスペースができる場合がある。
満員電車でも時間を活用できるのはうれしい。
私は今は電車の中ではほとんどこっち。
文庫やスマホを顔の前で固定するためのちょうどいい肘置きになったりもする。
ちなみに座れた場合は膝の上に置くと枕にもなる。
両手があく
例えば、移動中に突然靴紐がほどけた場合。
リュックだったらサッとしゃがんで結んだら完了だけど、トートバッグだとそうはいかない。
しゃがんだらバッグが肩から落ちて、肩に戻して、紐を結んでいる間にまた落ちて、戻して…。
はい、イライラ製造機に大変身!
手は2本しかないのに、日常生活では手を使うことが多すぎる。
なので、2本まるまるあけておくのがベスト。
肩が凝りにくい
荷物の重さが両肩にかかるため、トートやショルダーに比べて肩凝りになりにくい。
背負う部分のベルトが太かったり、クッション付きのものだとなおよし。
たくさんモノが入る
ショルダーバッグだと財布とスマホを入れたらもう入らないという小さいものもあるが、リュックなら飲み物や上着まで楽々入る。
飲み物をや折り畳み傘をリュックに忍ばせておけば、外で突然必要になって買うこともなくなるので経済的である。
さらにショッピングした後でもリュックに入れてしまえば、また両手が空く。
ただ、大容量だとそれをいいことに荷物が増える傾向があるが。
リュックの短所
すぐモノを取り出せない
背中に位置するので背負ったままものを取り出すのは容易ではない。
必然的に左右どちらかの肩紐を腕から外すことになる。
ちょっとした動作だが、ほかのバッグと比べると時間がとられるのは確かだ。
カジュアルになりがち
華やかなワンピースを着ても、リュックを背負うとたちまちカジュアルダウンしてしまう。
何年か前はアウトドアのリュックを愛用していたが、それにハイヒールを合わせて出かけようとするとかなり違和感があった。
この頃はきれいめなリュックも出てきているので、そういう悩みも少なくなっていくだろう。
全開でも気づかない
気付かぬうちに間口が全開の時がある。
この時の焦りと恥ずかしさと言ったら相当なものだ。
ファンシーショップなどで売られているリュックの中には、しめてもしめても勝手に開いてしまうものもあるので注意。
特にファスナーがなく、マグネットのスナップで止める仕様のものはそうなりやすい。
リュックの活躍場所
これまでは、学生とかある程度カジュアルな服装が許される人しか使う機会は少なかったが、今は冠婚葬祭以外は幅広く使えるものになりつつある。
社会人になってもリュックを使えるような環境で仕事したいな~。
OUTDOOR PRODUCTS(アウトドア プロダクツ) DAY PACK 452U NAVY 452U
- 出版社/メーカー: OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)
- メディア: ウェア&シューズ
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
昔使っていたのはこのシリーズの柄違い。
3年間毎日教科書と弁当やら5キロ以上のものを背負っていても、壊れる気配はなかった。
10年弱経ったいまでもたまに旅行で使ってる。