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するめらいふ

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消費するより生み出す方が楽しい

ここ最近退屈なのは、生み出す時間が減ったからだって気づいた

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ここ1ヶ月くらい、なぜか楽しくない。

大きな悩みで押しつぶされそうな訳でもなく、辛いことがある訳でもなく、むしろ周りの環境はありがたいくらいに良い。

 

なのに楽しくない。

 

なんでだろうって考えてたら、ここ1ヶ月消費してばっかりだったことに気づいた。

今までの生活では、ちょこちょこ自分の手で新しいものを生み出していた。

 

今までで主に私が作ってきたものは服、料理、時間。

 

縫うのが好きだったので、小さいころから洋服とか、アクセサリーを作っていた。

いろんなことを掛け持ちするのが好きなのも、時間を作り出すことに一種の喜びを感じていたところがあった。文字に起こすとMだね。

料理はこの2ヶ月の間にハマり始めた。
 
 

服を作る過程は大きく分けて4つ。

生地を裁つための型紙を作り、

型紙を生地に当てて生地を裁断し、

裁断した生地をミシンで縫って、

アイロンで整えたら完成。

 

この作業過程のうち、私の一番気に入っているのはミシンで縫う作業。

型紙作りと裁断は次に縫う作業が待っていると思えば楽しい。

アイロンがけは完成したら着れると思うと嬉しい。

けど一番楽しい工程が終わってしまっているので、半ば惰性でやっているときもある。

 

昔からこの流れだったけど、なんで縫ってるのが一番なのか考えたこともなかったけど、この記事書いている途中でひらめいた。

 

「縫う」のは他のどの作業よりも「作っている」ことを実感できるからだ!

バラバラだったらパーツが組み上がっていって、段々と服の形が見えてくる。

この過程がもうたまらん。

プラモデルとか、生花とかも、組み立てていく作業だから、ふれる機会があったらハマると思う。

 

そして裁断しているのでときはそれ単体で見れば正直気が進まない。

せっかくの1枚のきれいな布を切り裂いてバラバラにしていくんだからもはや破壊行為。

だからなんだなぁ。

 

時間

いつの間にかいろんなことに手を出すので、中途半端になっていることがたくさんある。        

一つのことにずっと集中していられる人ほんと尊敬する。

今までいろんなことに分散させてきたエネルギーを一つのことに注いでいたら、今よりどんなに遠くに行けただろうって思うから。

 

高校生の頃は部活を2つ掛け持ちして、さらに校外のサークルにも参加していた。

大学生の頃は学校を掛け持ちして2つ通っていた。

私の活動量はいつも1日24時間に収まりきらなかった。

1日が私だけ48時間だったら・・・という妄想を何回したことか。

 

だから時間は作るものという考え方を身につけた。

そしてバーチカル手帳とにらめっこ。

バーチカル手帳は見開き1ページに1週間が横に並んでいるタイプの手帳で、1日の欄は縦に細長くて時間の目盛りがついている。

予定が入っている時間をかこってしまえば空いている時間が一目でわかるので、「明日のこの30分を何に使おうか、課題も終わってるしやりたかったアレができるかも」とか考えるのが通学電車での日課だった。

 

そんなことをして時間を作っている感覚もきっと楽しかったんだろうな。

今は1日ごとに8時間以上の予定がすでに埋め込まれているから、そんなことしなくても1日が過ぎていってしまう。

料理

料理は一番最近始めたもの。

アトピーを治したくて、食に関心を持ったのがはじまり。

 

ネットや本屋には無数のレシピがあり、初期は美味しそうなものを手当たり次第作った。

で、かなり余った。

 

最近は痛まないうちに食べきれる量を把握してきたので、料理欲を小出しにしながら楽しんでる。

それはそれでいいんだけど、パーっと発散できないから私の中でのブームはもうすぐ去っていくかも。

まあ、メインではなくサブの趣味にすればいいかもね。

 

まとめ

消費するより生み出す方が楽しいって思えると、そんなにお金を使わなくても楽しく生きていける。

洋服も料理も自前のものの方が安価で手に入れられるし、自分好みのものができあがる。

 

外食して「おいしい」を消費したり、旅行やテーマパークで「楽しい」消費するばっかりだと物足りない。

 

積極的に消費していくより、生み出すことに疲れたら、ふと外に目を向けて吸収しに行くくらいがちょうどいいのかもな。