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するめらいふ

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【アトピー】遅延性アレルギー検査をしてみた

はじめに

 

この検査、存在を知ったのは2016年の3月ごろ。

もういい加減アトピー治すぞ!と意気込んでネットで情報収集してた時にブログで見つけました。

 

でその月に検査買って、すぐ指にブスッとやって送り、4月の頭には結果が届きました。

 

私は卵と乳製品の値が突出していました。

 

 遅延性アレルギーってなんぞや

 

日本で保険適応で検査が受けられる食物アレルギーは即時性アレルギー(lgE)です。

こっちのアレルギーは、一番多い症状は蕁麻疹で食べ物を口にして数分で症状がでます。

重篤な症状のときはアナフィラキシーショックを起こし、死に至る場合もあります。

 

これに対して遅延性アレルギー(lgG)は食べてから数時間〜数日経ってから症状が出ます。

こっちは死にません。

ただ不快な症状に悩まされるので元気はなくなる。

 

その不快な症状ってのがこれ。

 

遅延型食物アレルギーの主な症状
中枢系 消化管系
  • 疲労感
  • 慢性疲労感
  • 体がだるい
  • 集中力欠如
  • 無気力
  • 頭痛(偏頭痛)
  • 膨満感
  • 下痢
  • 便秘
  • 胃痛
  • 腹痛
  • 胸焼け
  • 吐き気
精神系 その他
  • 副腎疲労
  • アトピー性皮膚炎
  • 関節炎
  • 筋肉痛
  • 筋力低下
  • 体重増加
  • 目のくま
  • にきび
  • 口内炎
  • 不眠
  • 湿疹・掻痒
  • ぜんそく
  • 肩こり
  • など150以上

 

遅延型食物アレルギーが疲労の原因

 

 

 

沢山ありすぎてあ然!

便秘とか女性だから仕方ないと思ってたよ!

 

ちゃんとアトピーも載ってますね。

 

断食合宿とかサプリとかやってみて、その流れで試してみました。

値段が3万弱と高価なので、何十時間か悩んだけど、あと何十年も生きることを考えたら、残り時間が多いうちに自分のこと分かっとくのがいいかなって。

 

さらに半年から1年その食材を断てば、70%の確率でアレルギー反応が低下するっていう情報を入手して、アレルギー反応が出た食べ物を一生我慢する必要はないなら、このかゆみを一生我慢する方が辛い!って気持ちが傾いた。

 

検査キットが届いた

 

病院も調べたんだけど、保険はどっちにしろきかないし、自分で受けた方が割安なのでAmazonで買いました。

 

 

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

 

 

 

で、届きました。

中身はこんなかんじ。

 

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もちろんランセットと血液をしみこませるシートも入っていたんだけど、写真撮り忘れて郵送しちゃいました。

 

最後の写真の注意書きで硬直。

その時はアトピー治療として、ステロイドの軟膏を毎日塗っていて、さらにステロイドの錠剤も服用していました。

 

そもそもこの検査を受けたい人って体に不調がある人が大多数だと思う。

なのに、症状を抑えるために服用している薬をいきなり4週間もやめたらどうなるか?

 

まずその1ヶ月は社会生活送れないよねーーー。

悶絶するほどのかゆみ、搔き壊した全身の皮膚、カッサカサもしくはグジュグジュ…。

今打ってるだけでも痒くなってきた…

 

大枚叩いて買ったのに、検査できないなんて無理ーーー!

 

もうしょうがないからステロイド服用しながら検査に踏み切ることにしました。

結果に影響が出ることは承知で。

販売ページで事前にお知らせして欲しかったです。

 

血液取って郵送

 

血液検査は苦手です。

健康診断で採血するときは絶対終わるまで見ない。

見なくても注射が刺さった感覚、血液を抜かれている感覚がぞぞぞーって全身を駆け巡って気分が悪い。

 

ただ今回のランセットを使う採血は、病院の採血より気持ち悪くなかったです。

自分でやったのにも関わらず。

 

針先で刺す時は一瞬痛いですが、そのあとは血を押し出す作業になります。

そこが一番違ったのかなと思います。

抜き取る感覚と押し出す感覚は天と地程の違いがありました。

 

あと学生の時に、抵抗なくピアスの穴を開けたことがあって、なんとなく平気な気がしていたのかも。

 

ただ低血圧だし貧血気味なので、シート4枚に十分な血液をつける作業は根気を要しました。

 

結果が届くまで

 

結果が届くまでに身体に大きく影響した出来事が2つありました。

 

1つ目はホテルのアフタヌーンティ。

その頃ちょうどハマり始めたばっかりで、おいしいスコーンと優雅な時間がお気に入りでした。

 

それを楽しんだ3時間後、頭が回るような頭痛と全身の倦怠感の症状が出ました。

フラフラになりながら1時間以上も電車に乗ってきたくしました。

 

2つ目は箱根旅行。

1日目に男の人の拳ぐらいある練り物と、黒卵を2個ずつ食べました。

翌日、喉が痛くて声が出なくなりました。

その時は、「寒くて風邪ひたのかな」ぐらいに思っていました。

 

ちょうどその頃3泊4日の断食合宿を経験したばっかりだったので、身体が反応しやすくなっていたのかもしれません。

 

その前からずっと反応は起こっていたんだろうけど、慢性的だったので原因に気付きませんでした。

というか気にしだすと痒みも一緒に思い出しちゃうので、なるべく考えないように生活してた笑

 

結果が届いた

 

血液を送ってから2週間くらいで結果が届きました。

 

冒頭の通り、卵と乳製品のアレルギーでした。

 

卵と乳製品を取らない生活に切り替えました。

 

その時は実家暮らしだったので、親子丼とかシチューの時は私だけ納豆で代用していました。

お昼は週末に作り置きしておいたおかずで、お弁当を作って会社に持参しました。

 

おかげでステロイドの錠剤の用量をだんだん少なくして、リバウンドもなく3ヶ月程で止めることが出来ました。

 

 

 

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

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