【アトピー】週一の寒天断食を続けて2ヶ月経ったのでレポートするよ
なんで寒天断食しようと思ったのか
断食合宿で断食の効果を実感
3月に3泊4日の断食をしてきた。
「食事」の形式をとることができる
上記の理由以外にも、実際に行ってみて気づいたことがある。
それは、「食べる」という行為を行うことができること。
食物繊維と水でできている寒天は栄養としてはほとんど吸収できる部分がない。
しかし、「食べない」のではなく「飲むだけ」なのでもなく、一応「食べる」ことができる。
形だけではあるけれど、今まで3食しっかり食べてきたので、食事の時間を取ったほうが辛くなかった。
寒天断食のやり方
断食前、本断食、復食という順で説明していこうと思う。
断食前
本断食中
復食
翌朝から復食スタート。
経過はというと…
1ヶ月目
この時は、断食道場リフレッシュの森でもらった梨の酵素があったので、寒天にかけて食べていた。
断食は復食が成功の鍵を握ると言われているにも関わらず、断食明けの食欲を抑えることができず、よからぬもの(肉やスナック菓子)を食べてしまっていた。
なのでこの期間は効果を見るための期間ではなく、断食の一連の流れに慣れるための期間となってしまった。
始めの2回は空腹が耐えられず、1日中ずっと食べ物のことを考えていた。
やめればいいのにクックパッドで消化に良さそうなレシピを検索したりもした。
テレビをつければ番組にもCMにも必ず食べ物が映る。
食べ物のCMがいかに多いか、断食をしてみると実感する。
断食明けによからぬものを食べると、味覚が敏感になっているのでいつもと違った味に感じることが何回もあった。
普段おいしく食べていたお菓子が油っこくて気持ち悪くなったり、〇〇味を出すためにまぶしてあるパウダーが刺激的すぎる味だとわかると、段々と断食明けにそれらを食べたいと思うことも少なくなっていった。
アトピーはというと、かゆみを感じる時間が減った。
まだ体や頭の湿疹は全然なくならないけれど、起きている時に掻くことが減ったので、傷自体の搔き壊しも減ったように思える。
私は2年以上毎日ステロイド5mgを服用している。
副作用としてどんどん皮膚の厚さが薄くなっているのがわかる。
最近断食合宿に行って意識もかなり変わったので、皮膚科の先生と相談した上で内服薬を減らしていくことにした。
この時期は5mgを2mgにして様子をみた。
減らした後、2〜3日は少し悪化したけど、その後はそんなにひどくなることはなかった。
ただ劇的に良くなることもなかった。
2ヶ月目
大分慣れてきて、空腹はほとんど感じなくなった。
断食中はたまにお腹はなるけれど、めまいなどの不調は皆無だった。
ただ、復食時にめまいに襲われることはあった。
人間の体内に取り入れられたエネルギーの30%は消化吸収に使われるという。
復食時には体内に蓄積されているエネルギーがほとんどない状況で、体がどうにか消化吸収にエネルギーを回そうとした結果、その他の部分のエネルギーが不足して起きるものだと思われる。
断食中の空腹よりも、復食時の体調の変化のほうが体にはくるので、慣れてきたら外に出歩く用事は断食中に済ませたほうがいいかもしれない。
アトピーはというと、断食後2〜3日は治りが良くなっていた。
なぜだかはよくわからないが、嬉しい。
1ヶ月目はそこまで知覚できるほどではなかったので、続けていくと胃腸が回復し、皮膚にもいい影響を及ぼすのだろうか。
当初毎日5mg服用していたステロイドは2mgのの段階を経て、この時点で1日1mgになっていた。
でも症状の悪化は外食が続いてしまった時以外見られない。
この薬は何度も服用を中止しようとしてことごとく失敗しているので、ここまでスムーズにいけば、完全に止められる日も遠くないのではないかと楽観気味になれる。
まとめ
週1の寒天断食を続けると、今のところアトピーは改善に向かっているように見える。
その理由が傷ついていた胃腸が休まって正常に働き出したからなのか、断食によって味覚が敏感になり、体に悪そうだけどつい食べちゃうお菓子とか添加物いっぱいの加工品を減らせたからなのかはわからない。
でも、アトピーがよくなればどっちでもいいかな。
引き続き、休みの日を見計らって寒天の日を作っていこうと思う。